Interviews
個人インタビュー
内製化支援でお客様のDX化を実現
ローコード開発
2020年入社
佐藤 美緑
佐藤美緑さんは、現在Microsoft Power Platform研修講師や新人教育など、多方面で活躍しています。
今回は、パソナへの入社経緯や詳しい業務内容、仕事のやりがいについてインタビューしました。
ITの力で社会問題を解決するためパソナへ入社
私は新卒でパソナに入社しました。文系出身ですが、就職活動を通して「エンジニアになって手に職を付けるのも良いかもしれない」と思ったことがITエンジニアを志したきっかけです。
大学では環境問題について学んでおり、水問題や食糧問題などの研究をしていました。パソナと出会ったのは、環境問題や社会問題を解決することを軸に就職活動をしていたときです。パソナの方に「社会問題はITの力で解決していける」ということを教えていただき、ITエンジニアとして手に職をつけて社会に貢献したいと思いパソナに入社することを決めました。
研修講師や新人教育など幅広い業務を担当
Power Platformの研修講師として企業の内製化を支援
現在はMicrosoftのPower Platformというツールを使ってお客様のDX推進を支援するチームに所属しています。Power Platformを利用した開発案件に従事することもありますが、私のメイン業務は、お客様へのPower Platformの研修講師です。
お客様のなかにはITが苦手な方もいらっしゃいます。そのようなお客様にも Platformを使ってご自身でアプリを作れるようになっていただき社内の業務効率化につなげていただくことが目標。お客様の内製化を支援することでDXを推進していくことが主な業務です。
研修では、できるだけ横文字を使わずに内容も噛み砕いて分かりやすく説明することを心掛けています。受講者の方々が「わかりました」とおっしゃっていても、実は正しい理解ができていないことが多々あります。そのため、お相手の顔色や声のトーンをよく観察し、臨機応変な対応を心がけています。
社内DXを啓蒙する活動も
私は、社内DXを啓蒙する「X-TECH(クロステック)アンバサダー」のメンバーでもあります。各部署から1名が選出され、メンバーは私を含めて6人です。
具体的な取り組みとしては、業務効率化に活用できそうなツールの紹介、IT関連の社内イベント企画や情報発信、社内報の作成などをしてパソナグループ全体によりITを普及させるための取り組みをしています。
入社4年目にして新人教育や採用にも携わる
新しく入社した後輩にPower Platformの教育もしています。座学だけだと飽きてしまうので、模擬プロジェクトを取り入れるなど、後輩が主体的に取り組めるように研修を組んでいます。
同じチームの後輩ということもあり、純粋にかわいいので、何でも教えてあげたいと思っていますね。技術スキルに加え、社会人としてのスキルも同時に身に付けられるよう意識して教育しています。
また、パソナ毎年冬季に実施している学生向けの2日間のインターンシップでも、Power Platformのメンターを担当しています。インターンシップを通じて次年度入社が決まった方の中には「社員の方が親身にフォローしてくれたので、人の良さを感じて入社を決めました」と言ってくださる方がいらっしゃいました。そういった学生の方々の言葉が本当に嬉しくて、私のモチベーションの源泉となっています。
質問しやすく、温かい人が多いチーム
チームの雰囲気はとても良く、先輩にも気軽に質問や相談する事ができます。温かい方々ばかりです。私は入社後に配属されてからずっと現在のチームなのですが、ネガティブな感情になったことは一度もありません。とても働きやすい環境だなと感じていますね。
現在はテレワークが中心ですが、たまに東京本社に出社しています。また、お客様を訪問することもあります。
「ありがとう」がやりがいに
Power Platformの研修講師として、お客様に「ありがとう」と言っていただけることが一番のやりがいです。研修を始めたばかりの頃は「よくわからない…」という声も多かったのですが、一つずつ丁寧に根気強く説明し、理解していただいた結果、感謝の言葉を頂けた時にやりがいを感じます。
私は元々文系出身でIT未経験からパソナに入社したので、「ITがわからない」という気持ちは誰よりも理解できると思っています。自分が未経験から努力してきた経験をお客様に届けられた瞬間はとてもうれしいですね。
X-TECHアンバサダーの活動でも、社員の方から「おかげで業務を効率化できました!ありがとう!」と言って頂けると、活動を続けていてよかったなと思います。
将来マジメントを目指して今は自己研鑽を積みたい
ゆくゆくはチームのマネジメントにも携わっていきたいです。プロジェクトのとりまとめや、メンバーを育てていくことに興味がありますね。
技術面では、Power Platformのスキルに磨きをかけていきたいです。コードを記述することもあるので、C#などのプログラミング言語の知識も高めたいと考えています。将来的にマネジメントを担当するようになった場合、質問に答えられない状況が極力起きてしまわないよう、今後も自己研鑽を積んでいきたいと思います。
またビジネススキル面では、時間管理が課題と感じています。研修講師、新人教育、X-TECHアンバサダーなど様々な役割を持っていますが、どの業務も手を抜くわけにはいきません。タスク分解をし、時間を無駄にしないよう心がけています。