Interviews
個人インタビュー
向けて意識する2つのコト
プロジェクトマネジメント
2019年入社
木下 和也
木下和也さんは、現在ネイティブアプリ開発ユニットのマネージャーとして従事。住まう地域がバラバラのメンバーと主にリモートワーク環境で開発しているとのことです。
今回は、そんな木下さんにパソナに入社した経緯やリモートワークの強みや難しさ、マネジメントをするうえで気をつけていることなどを詳しく伺いました。
専門家としてスキルを磨きたいと思いパソナへ
パソナには中途採用で入社しました。もともとは地元企業でシステムエンジニアをしていて、Webアプリ開発やAWSを使ったサーバーの構築などさまざまな業務を担当しており、お客様の要望に対して技術面でサポートしてきました。
前職はWeb・アプリ・インフラと幅広く任せていただいてやりがいはあったのですが、家に子どももいるため、リモートワークの働き方に憧れがありました。また、前職では「何でも屋」のような立ち位置だったのですが、一つの分野に集中して、専門家としてスキルを磨いていきたいとも考えていました。
そこで転職先を探していたときに声を掛けていただいたのがパソナでした。
パソナではリモートワーク環境でモバイルアプリを開発
ネイティブアプリ開発経験を買われ新規ユニットのマネージャーに
実は私はもともと個人的にもネイティブアプリに興味があって、Androidアプリなどをリリースしていました。そのかいもあって、パソナに入社してからは部署内にネイティブアプリの開発ユニットを作っていただき、マネージャーを任せていただきました。
ネイティブアプリの開発ユニットはまだ4名しかいない小さなユニットなのですが、プロジェクトが2~3件ほど走っています。とはいえ、まだまだ規模が小さいので、他のWebアプリの開発にも従事しながら、ネイティブアプリの開発にシフトしていこうという段階です。
リモートワーク環境の強みと難しさ
メンバーは島根や名古屋、東京とみんなバラバラです。中々直接会うのは難しくリモートワークが主体の開発環境となっています。基本的にはオンラインで仕事は進みますし、子どもがいる家なのでプライベートも充実させやすく、リモートワークはとても働きやすいと感じます。
ただ、意識をしていないと会話する機会が少なくなることもあるのがリモートワークの難しいところです。そのため、チームの雰囲気が悪くならないように気をつけています。
例えば、週に1回はオンライン上で集まって、みんなが何でも話せるような場を作るように心がけていますね。ただ、コミュニケーションの場という意味では、まだまだ足りないと思っているので、年に1回は直接会って会話をしようといった話もしています。色々と工夫をしていかなければなりません。
マネージャーとして意識する2つのコト
学ぶ楽しさをメンバーに伝えたい
私は個人的に外部の勉強会に参加しているのですが、そこで学んだことなどはチームでも共有するようにしています。
例えば外部の勉強会で「こういう技術が流行っているんだな」といった気づきがあれば、メンバーにも展開するようにしています。自分だけ成長すれば良しとするのではなく、メンバーにも学ぶ楽しさが伝わり全員が興味を持って進んで勉強してくれれば、こんなに嬉しいことはありません。
それもあって、チーム内でも定期の勉強会を開催しています。内容としては、持ち回りで発表する題材を調べてもらい、それを5分ほどで共有してもらいます。忙しい日々なのでメンバーも大変だと思いますが、チームの成長につながればと思っています。
メンバーと接する際は余裕を大切に
マネージャーとしてもう一つ意識していることは、「できる限り忙しい姿をメンバーに見せない」ということですね。
マネージャーが大変さを前面に押し出すと、その様子を見たメンバーはマネジメント業務に対してマイナスな印象を抱いてしまいます。チームの雰囲気も悪くなってしまうと思いますので、自分の忙しい姿は極力見せないようにし、余裕のある対応を心がけています。
とはいえ、いつも思うように振る舞えているわけではありません。忙しいときは、「今日の勉強会はスキップしようか」と言ってしまうこともあります。このあたりはまだまだ自分の課題です。
メンバーと成長しチームを大きくすることが目標
パソナに入って、もともと関心の高かったネイティブアプリの開発に携わることができたことや、ユニットのマネージャーを任されたこと、リモートワーク中心の環境になったことは自分のなかで大きな変化となりました。働きやすく、仕事のやりがいもあるので日々充実しています。
お客様と協力しながら、ネイティブアプリの安定や動向を追っていくところにも、おもしろさを感じます。ネイティブアプリは新しい技術の登場ペースが速く、技術を追いかけるのが非常に大変です。ただ、常に新しい技術を学ぶことができる面白さも魅力です。
今後は学ぶ楽しさをメンバーにもより広めつつ、メンバーを増やしてユニットとして大きくしたいと考えています。そのためには、プロジェクト数も増やしていかないといけないので、そこはバランスを取りながらですね。
またメンバー育成も課題のひとつです。私は前職ではお客様への提案から開発まで一通り経験があるので、その経験を伝えながらメンバーと一緒に成長していきたいと思っています。そして、このユニットをより大きくしていきたいですね。