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現在非正規社員で働いている方のうち、「将来的に正社員を目指したい」と考えている方は約半数にのぼります。自分の働き方が正社員に向いているのか、そして正社員を目指す際に、今何をすべきなのかを考えていきます。
現在非正規社員で働いている方のうち、「将来的に正社員を目指したい」と考えている方は約半数にのぼります。自分の働き方が正社員に向いているのか、そして正社員を目指す際に、今何をすべきなのかを考えていきます。
キャリア
2018/05/01 UP
「行きたい会社の内定がもらえなかった」「時間の融通が利く」「スキルアップのためにいろいろな現場を見てみたい」など、さまざまな理由から非正規社員の道を選んだ方もいるでしょう。
中でも、IT業界では、派遣会社に登録をし、あえて非正規社員という雇用形態を選ぶ人も少なくないようです。
一方で、「このまま派遣でよいのだろうか?」と将来に不安を覚える人が多くいるという現状もあります。
事実として、派遣社員から正社員になることによって、
など非正規社員ではなかなか考えにくい条件面の充実があります。
また、ボーナスや退職金など賃金面の保証に加え、働く上で重要となる福利厚生の充実なども考えられます。
本記事では、IT業界での現状に加え、非正規社員から正社員になるためのポイントについて、ご紹介します。
これからIT業界で正社員を目指す方はぜひご一読いただきたいと思います。
厚生労働省が平成26年に行った調査によると、今後の働き方として他の就業形態に変わりたいと考えている派遣労働者は55.5%に及ぶということがわかりました。
そのうち、正社員になりたいと考えている人は48.2%で、およそ半数を占めています。
出典:「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」(厚生労働省)
これは、何らかの理由で派遣労働者として働くことを選んだにもかかわらず、どこかのタイミングで派遣から正社員へ就業形態を変えたいと考えるようになった、もしくは当初から正社員を目指していたと考えられるでしょう。
労働者全体のうち、正社員と非正規社員の割合は、正社員が60%、非正規社員が40%です。
この結果から、非正規社員も比較的多く見られることがわかります。
それでは、40%の非正規社員の人たちはなぜ、非正規雇用という働き方を選択したのでしょうか。
派遣労働者について見てみましょう。
厚生労働省のデータ「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」によると、非正規雇用で働いている人が現在の就業形態を選んだ理由として最も多く見られたのは、「正社員として働ける会社がなかったから」というものでした。
その割合は37.7%にも上ります。
しかし、ネガティブな理由だけで非正規社員を選んだ訳ではなく、「専門的な資格・技能を活かせるから(23.7%)」「自分の都合のよい時間に働ける(18.4%)」と、積極的に非正規社員を選んでいる人も見られます。
また、参考として派遣労働者以外の数値もグラフに示します。
出典:「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」(厚生労働省)
非正規社員の現状として、
ということがわかりました。
では、IT業界で非正規社員から正社員になることは可能なのでしょうか。次の章でご説明します。
非正規社員のうち、48.2%の人が「正社員に変わりたい」と希望しています。
しかし、非正規社員から正社員になるためにはどうしたらよいのでしょうか。
IT業界で正社員へ転職するためのポイントをまとめます。
常に人材が不足しているIT業界。正社員になるには今がチャンスです。
現状に不満がない場合、「もう少しスキルを磨いて自信をつけたら」「30歳までには」「周りが転職しだしたら」など、何らかの理由をつけて転職活動のスタートを後回しにしてしまう人も見られます。
しかし、雇用する側としては、社員にはできるだけ長く働いてほしいと思うものです。
また、年齢が若ければ給料も安いため採用しやすく、スキルの高さよりも今後の成長可能性に賭けて「第二新卒」を積極的に採用している会社もみられます。
出典:「平成26年版 労働経済の分析 −人材力の最大発揮に向けて−」(厚生労働省)
25〜34歳で非正規雇用から正規雇用へ移行する割合が最も高いと、厚生労働省のデータに現れていることからも、非正規社員から正社員を目指すならば、早いに越したことはないということがわかるでしょう。
非正規社員の多くが正社員を希望していますが、実際には非正規社員としての働き方の方が合っていたというケースもあります。
まずは、正社員になるメリット・デメリットを見比べてみましょう。
プロジェクトに合わせてチームが組まれることの多いIT業界では、プロジェクトメンバーとして派遣社員を活用することが一般的です。
そのため、実際の業務は派遣社員に任せ、正社員は管理職としての役割を担わなければならないこともあります。
手を動かすのが好きな人には、派遣社員としての働き方が向いている場合もあるでしょう。
自分には正社員が向いていると感じられたならば、やはり今すぐ正社員を目指してチャレンジを始めましょう。
とはいっても、今すぐに派遣をやめて応募をしましょうということではありません。
正社員への転職は、計画性も重要です。
まずは現在ある正社員求人の募集要項を見てください。
使用可能な言語、求められるプログラミングスキルなど、条件が書かれているはずです。
正社員として採用されるためには、どのような経験が必要とされる傾向にあるのかを知りましょう。
応募条件を満たしていると思ったらすぐに応募してみてもよいですし、足りない部分が見えたらまずは、必要な経験を積むことからスタートしても構いません。
その場合は、未経験からでもチャレンジをしやすい派遣社員としての立場を利用することができます。
派遣社員としてプロジェクトに参加して実務経験を積めば、転職の際のアピールポイントになります。
しかし、派遣社員から正社員へ転職するには若い方が有利です。
期間を定めて計画的にスキルアップし、転職活動をスタートしてください。
IT業界で派遣社員として働く人が正社員になる方法には、どのようなものがあるのかご紹介します。
派遣から正社員になる手段として、派遣されている会社の正社員になるという選択肢があります。
地道にコツコツと仕事を頑張った結果、派遣先の会社から社員として働かないかと誘われたという人も。
この場合、職場のルールや仕事の流れなどがわかっているため、職場になじみやすいなどのメリットがあるでしょう。
一定期間業務に就いたのちに社員になることができる紹介予定派遣からスタートするというのも選択肢の一つです。
実際に働いてみて、派遣先と自分との合意が成立すれば晴れて入社となりますが、自分には合わないと思った場合には断ることも可能です。
職場の環境を見極めたうえで会社を決めたいという場合におすすめです。
仕事をしていて忙しい、正社員への転職活動をどう進めたらよいのかわからないという場合などは、転職エージェントを活用するのもよいでしょう。
転職市場に詳しいプロの目線から、自分のスキルを判断してもらい、どのような会社ならば正社員になることができるのか教えてもらうことができます。
正社員として働きたいと考えていても、スキルが足りないためにチャレンジが難しいと感じている場合は、パソナテックが行っている「開発エンジニア育成プログラム」のように、就職支援のある育成プログラムを利用してみるのがおすすめです。
社内研修で基礎を学んだうえで配属されるので、スキルに自信がない人でもスムーズに仕事をスタートできるはずです。
経験と自信を身に着けてから正社員を目指すという着実な方法もよいでしょう。
正社員と非正規社員についてみてきましたが、大切なのは今の自分の希望や、将来どうなりたいのか、仕事だけでなくプライベートも併せて考えてみることです。
その上で、正社員になるメリットが大きいと感じたならば、今からスタートすることが大切です。
計画的に将来のキャリアを考え、行動していきましょう。