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女性エンジニア座談会 〜キャリアとライフスタイルのリアル〜

パソナエンジニアマネジメント室 萩原です。
近年、市場における女性エンジニアの割合は増加していますが、依然として男性に比べて少ないのが現状です。
また、日本におけるITエンジニアにおける女性比率は諸外国と比べても低く、
労働需給バランスが崩れ空前の人手不足を迎える日本国内において、
今後女性が活躍できる環境作りがますます重要な課題となっています。
今回は、パソナのエンジニア組織においても、より女性エンジニアが働きやすい環境を創るため、
女性エンジニア座談会を開催し、異なるバックグラウンドを持つ女性エンジニアが集まり、
それぞれの経験や考えを語り合いました。
今回は、仕事のやりがいや成長のきっかけ、働き方の変化について、座談会でお聞きしたリアルな声をお届けします。

女性エンジニア座談会 〜キャリアとライフスタイルのリアル〜

パソナエンジニアマネジメント室 萩原です。
近年、市場における女性エンジニアの割合は増加していますが、依然として男性に比べて少ないのが現状です。
また、日本におけるITエンジニアにおける女性比率は諸外国と比べても低く、
労働需給バランスが崩れ空前の人手不足を迎える日本国内において、
今後女性が活躍できる環境作りがますます重要な課題となっています。
今回は、パソナのエンジニア組織においても、より女性エンジニアが働きやすい環境を創るため、
女性エンジニア座談会を開催し、異なるバックグラウンドを持つ女性エンジニアが集まり、
それぞれの経験や考えを語り合いました。
今回は、仕事のやりがいや成長のきっかけ、働き方の変化について、座談会でお聞きしたリアルな声をお届けします。

キャリア

2025/04/18 UP

座談会参加者紹介

謝敷さん:パソナのマーケティング部門にてコンテンツの制作や運用効率化に従事。働く女性を応援するWEBメディアの立ち上げなど女性活躍推進関連の施策を担当。
菊池さん:教育機関のヘルプデスクでネットワーク構築やシステム運用保守を担当。
清野さん:顧客先においてエンドユーザーのネットワークシステム監視・運用保守を担当。
金さん:自動車業界においてDX推進を担当。韓国出身。
茂木さん:kintoneを活用した業務改善を担当。
首藤さん:クラウドインフラユニットに所属し、AWSの保守運用を担当。昨年営業部門からエンジニア部門に異動。
梁さん:業務効率化のためのAI活用を推進。台湾出身。

キャリアとライフスタイルの両立

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清野さん:「育休から復帰するとき、夜間対応の業務はチーム内で調整してもらいました。リモートワーク推奨の環境もあり、フルタイムでも保育園の送り迎えができるので助かっています。」
謝敷さん:「最近は男性管理職でも育休を取るケースが増えてきましたよね。また、お子さんの送り迎えを男性社員が積極的におこなっている姿もよく見受けられます。男女問わず、仕事と家庭のバランスが取れる環境が求められていますね。」
金さん:「男性の育休取得は増えていますね。シフト勤務制度で10時からの出社が可能ということも、男性が積極的に育児にかかわれるチャンスが広がっていると感じます。」
梁さん:「女性だからという問題はあまり感じていません。でも、管理職になると育休を取る可能性があるかどうかは考えますね。」

育児と仕事の両立は、多くの女性エンジニアが直面する課題ですが、女性に限らず誰でも人生のどこかで仕事から離れる期間があるものと考え、そういう時に同チームの中で支えあえるかが重要になってきます。
また、リモートワークの活用やシフト勤務制度によって、柔軟な働き方を実現している人も多いようです。

ターニングポイント

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首藤さん:「もともと事務派遣の営業をしていたのですが、エンジニアの仕事には未来があると感じて転向を決めました。周りのサポートもあり、今ではこの道を選んでよかったと思っています。」
茂木さん:「ずっとプログラマーとして働いていましたが、途中から保守業務へ。パソナに入ってからはkintoneを扱うようになり、働き方もリモート中心に変わりました。」
菊池さん:「2022年にパソナへ入社して、もともといたメンバーが異動したことをきっかけにリーダーを任されることに。大変なこともありますが、自分の成長にもつながる経験だと感じています。」

キャリアのターニングポイントは人それぞれですが、未経験から挑戦するケースや、リーダーシップを発揮する機会を得ることで、成長を実感している人が多いようです。

女性エンジニアのロールモデル

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梁さん:「これまで新卒のエンジニアの育成にかかわってきましたが、自分がロールモデルというか、みんなに信頼できる人になっていけたら嬉しいですね。」
謝敷さん:「やはり、身近にロールモデルがいると心強いですよね。」
首藤さん:「エンジニアの仕事は、プロジェクトが違うと見えづらい部分も多いので、もっと共有できる機会があるといいなと思います。」

女性エンジニアのロールモデルが増えることで、キャリアの選択肢が広がり、後輩たちが安心して成長できる環境が整うと考えられます。
ただし、男性に比べて女性エンジニアの数が少ない現状において、自分が描くロールモデルとぴったり一致するモデルに出会うことは困難。
より多くのエンジニアのキャリアや働き方、考え方を知ることで、部分的に参考となるイメージを持ち、自分なりのロールモデルを描く機会の創出が重要と感じられます。

エンジニアという働き方の魅力

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茂木さん:「エンジニアの仕事はスキルが資産になるので、ライフイベントに合わせて働き方を調整しやすいのも魅力だと思います。」
清野さん:「エンジニアの仕事はリモートワークと相性が良く、柔軟に働けるのが魅力ですね。」

エンジニアという職業の特性上、領域によってはリモートワークやフレックス制度を活用しやすく、ライフイベントと両立しながらキャリアを築くことが可能です。
スキルを磨くことで、長く働き続けられる職業であることも、大きな強みと言えるでしょう。

おわりに

今回の座談会では、キャリアとライフスタイルの両立、ターニングポイント、ロールモデル、そしてエンジニアという
職業の魅力について、多くの意見が飛び交いました。
エンジニアとしてのキャリアを築く上で大切なのは、環境を活かしながら、自分らしい働き方を模索すること。
リモートワークや柔軟な働き方を取り入れつつ、スキルを磨くことで、より多くの選択肢を持つことができるでしょう。
また、企業としても、子育てに限らずライフイベントと両立しながらキャリアを築き続けられる環境創り、
そして誰もが自分自身のロールモデルを描ける機会創りを進め、女性エンジニアがより活躍できる環境を整えていくことが求められていると感じられました。
今後も多様な人材が活躍できる環境創りを推進していきたいと思います。