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社内の雑談から生まれた『応援ロケット』 ─社外ハッカソン受賞チームの挑戦

パソナエンジニアマネジメント室 萩原です。
昨年福岡にて開催された「エンジニアフレンドリーシティ福岡 Engineer Driven Day 2024(以下EDD)」において、弊社エンジニアの三谷・緒方が開発したプロダクトが見事受賞しました! 今回は開発に携わったおふたりのインタビューをお届けいたします!

社内の雑談から生まれた『応援ロケット』 ─社外ハッカソン受賞チームの挑戦

パソナエンジニアマネジメント室 萩原です。
昨年福岡にて開催された「エンジニアフレンドリーシティ福岡 Engineer Driven Day 2024(以下EDD)」において、弊社エンジニアの三谷・緒方が開発したプロダクトが見事受賞しました! 今回は開発に携わったおふたりのインタビューをお届けいたします!

スキルアップ

2025/02/21 UP

挑戦は雑談から生まれた

「去年の8月くらいに、フロントエンドカンファレンス札幌の勉強会にオンラインで参加したんです。その途中、雑談しているうちにマラソンの話になって。最初は『自分が走っている様子を両親に伝えたい』という個人的なアイデアから始まりました。」

そう振り返るのは、今回の社外ハッカソンEDDに参加し、『応援ロケット』を開発した三谷だ。
彼と緒方がチームを組み、最終的に「応援」というテーマに発展したこのプロジェクトは、見事受賞を果たした。

 

ハッカソンへの挑戦

当初、ハッカソンに参加する予定はなかったという。しかし、すでに応募が開始されていたEDDへの途中参加が可能と知り、「プロのフィードバックをもらえるのは良い機会では?」と考え、プロジェクトを形にすることを決意。
Proto Pediaに情報をアップし、ポスターセッションから始めた。(『応援ロケット』のページはこちら
 
「他企業のメンターからフィードバックをもらい、『プロダクトがすごいものを審査するイベントではなく、成長が見られるかが重要』と教えてもらいました。
それが最終的なプロジェクトの方向性を決める大きなヒントになりました。」(三谷)

 

チームの役割分担と技術的な挑戦

開発を担当したWeb/AIチームの緒方、マラソンを走る側として外部対応を担当したITサービスチーム三谷に加え、ロゴ作成にはWeb/AIチーム小山、ネーミングを担当したローコード開発チーム村永など、社内の多様なメンバーを巻き込みチームを構成。村永はハッカソンのキックオフ時にブレストを担当し、チームのアイデア形成を支えた。

技術面では、Flutterを使ったモバイルアプリ開発は初挑戦だった緒方。「普段 Web 開発に携わることが多いため、触れたことのないモバイルアプリの技術に触れられて楽しかったです。」と緒方は語る。

また、チーム外の人々からのサポートも印象的だった。「声をかけたら一緒に考えてくれる人や、応援してくれる人がたくさんいたのが嬉しかったです。」(緒方)

 

受賞への道のり

画像1

審査は二段階。一次審査ではポスターのみで審査されると思い込んでいたため、プレゼン用のスライドを用意していなかった。

「熱意とアイデアだけで勝負しました。(笑)」(三谷)

最終審査では、「応援する側が応援するだけでなく、走った人が写真を送ることで相互のコミュニケーションが生まれる」ように改善。デモでは実際に動くものを見せ、視覚的なインパクトを重視した。

結果発表の瞬間を、三谷は「技術的にも素晴らしい競合チームがあったので、受賞できるとは思わなかった。」と振り返る。しかし結果は見事受賞。「めちゃくちゃはしゃぎました。(笑)」と三谷と緒方はその喜びを語る。

今後の展望

●受賞写真.JPG

受賞後、プロジェクトのさらなる発展を視野に入れ、福岡マラソンに向けたアップデートを計画。「一緒に開発を進めるメンバーとして、社内の開発者たちをもっと巻き込んでいきたい」と三谷は意気込む。

また、今回の経験を次のハッカソンにも活かしたいと語る。「今回は企画をメインで担当しましたが、今度は開発側で参加したい。」(三谷)

学びと感想

●三谷&緒方.JPG

三谷は、インフラエンジニアとしてフロントエンドの開発に関わるのが初めてだった。「インフラを意識せずに、アイデアをそのまま実装できるフロントエンドの魅力を実感しました。」

また、企画側としての視点も大きな学びとなった。「難しいものを企画しても開発側がやりたいと思うかは別。シンプルで、開発者を巻き込める企画が重要だと学びました。」

緒方は、「自分が作ったものを使ってくれる人の笑顔を見ると、本当にやりがいを感じます。」と語る。

今回のインタビューを通し、パソナのチームの壁を越えた協力体制、また挑戦するエンジニアの姿と、それを応援する風土を改めて感じることができました。今回のハッカソンを通じて得た経験と成長は、今後の彼らのキャリアにも大きな影響を与えることと思います。次なる挑戦も期待しています!