「AWS構成図を描いてみよう」勉強会をパソナ社内にて開催!
こんにちは、クラウドソリューション第一チームの山田です。
先日、南青山PASONA SQUAREにて「AWS構成図を描いてみよう」勉強会を開催しました。AWS初心者から中級者まで幅広いメンバーが集まり、チームで協力しながらAWS構成図を描くワークショップ形式の勉強会です。
本記事では、勉強会の内容と当日の様子をご紹介します。
こんにちは、クラウドソリューション第一チームの山田です。
先日、南青山PASONA SQUAREにて「AWS構成図を描いてみよう」勉強会を開催しました。AWS初心者から中級者まで幅広いメンバーが集まり、チームで協力しながらAWS構成図を描くワークショップ形式の勉強会です。
本記事では、勉強会の内容と当日の様子をご紹介します。
スキルアップ
2026/03/13 UP
- AWS
- 勉強・学習法
- 社内イベント
開催の背景
2025年の11月から、週に2回、社内の有志メンバーが業後に自主的に集まってAWSを学んでいます。インフラ作ろう会、略して「フラつく」という愛称で親しまれています。
その一環で、今回のAWS勉強会を開催することになりました。AWSの学習というと座学やハンズオンが一般的ですが、今回は少し趣向を変えて「AWS構成図を描く」ことに挑戦しました。AWS構成図はシステムの全体像を把握し、チーム内で迅速に情報共有するための重要なスキルです。

ホワイトボードとAWSアイコンカードを使って、手を動かしながらグループで構成図を作成するワークショップなら、AWS未経験の方でも楽しめるのではないかと考え、企画しました。

勉強会の流れ
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 18:00〜18:15 | 講義(AWSの基礎知識・構成図の書き方) |
| 18:15〜19:20 | 演習:パフォーマンスに関する構成 |
| 19:20〜19:30 | クロージング |
講義パート
演習に入る前に、以下の基礎知識を共有しました。
- AWSとオンプレミスの違い
- ネットワークセグメント(VPC・サブネット)の考え方
- RTO(目標復旧時間)・RPO(目標復旧地点)の概念
「オンプレは家を買う、AWSは賃貸に住む」といったたとえ話を交えながら、初学者の方にもイメージしやすい説明を心がけました。

上の図は、RTO,RPOを説明した際のスライドです。
演習問題:パフォーマンスに関する構成
演習では、以下のような問題に取り組みました。
ある会社は、ユーザがドキュメントをアップロードする電子ドキュメント管理システムを構築しています。データはAmazon Auroraデータベースに保存され、WebサイトはVPC内の単一のEC2インスタンスで動作しています。先月、トラフィックの多さが原因でWebサイトが数回停止しました。ネットワークの変更を最小限に抑え、アプリケーションの信頼性を高めるために必要なソリューションは何ですか。

各チームはこの構成図をベースに、信頼性を高めるための改善案を議論しました。ポイントは、Application Load Balancer(ALB)とEC2 Auto Scalingを組み合わせた冗長化構成です。複数のアベイラビリティゾーンにインスタンスを分散させることで、負荷分散と耐障害性を同時に実現できます。
要件の整理
まず、問題文から要件を整理します。現状の課題は、トラフィック増加時にWebサイトが停止してしまうこと。つまり、負荷増加と単一障害点に対応できる設計が求められています。
一方、データの保存にはAmazon Auroraを使用しており、データベース層の可用性はすでに確保されています。したがって、改善すべきはアプリケーション層の冗長化です。
回答例
回答は複数ありますが、一例をご紹介します。
アプリケーションサーバの前段にApplication Load Balancer(ALB)を配置し、EC2 Auto Scalingと組み合わせて冗長化します。具体的には、既存のサブネットとは異なるアベイラビリティゾーンにパブリックサブネットを追加し、ALBの背後にあるAuto Scalingグループ内で複数のEC2インスタンスを稼働させます。これにより、負荷分散と耐障害性を同時に実現できます。

当日の様子
チームごとにホワイトボードとAWSアイコンカードを使い、手を動かしながら構成図を作成していきました。

初学者の方は「わからないことを積極的に口に出す」、中級者の方は「わかりやすく教えることで自分の理解を深める」というルールのもと、どのチームも活発に議論が行われていました!

各チームの発表後には、他のグループの構成図を見て回る時間も設けました。 同じ問題でもチームによってアプローチが異なり、「こういう考え方もあるのか」と新たな気づきが生まれていました。
なかなか骨のある問題を用意していたのですが、どのグループも積極的に取り組み、とても盛り上がりました!!
まとめ
AWS構成図に正解は一つではありません。 要件を満たす限り、複数の解決策が存在します。大切なのは、要件を正しく理解し、チームで議論しながら最適な構成を考えるプロセスです。
今回の勉強会では、初学者の方には「AWSサービスの役割と構成図の読み方」を、中級者の方には「設計の引き出しを増やす機会」を提供できたのではないかと思います。
クラウドソリューション第一チームの有志では、今後も「楽しくAWSを学ぶ」をモットーに引き続き勉強会を開催していきます。
この記事を書いたメンバー
山田












