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インプットだけでは成長できない?エンジニアにアウトプットが必要な理由

技術は日々進歩していきます。
それを扱うエンジニアも、その進歩に対応するために学習し続けなくてはなりません。
皆さんも日々何かしらの学びを得ながら業務に従事していると思います。
しかし、学びをインプットだけで終わらせるのは勿体無いと思いませんか?

インプットだけでは成長できない?エンジニアにアウトプットが必要な理由

技術は日々進歩していきます。
それを扱うエンジニアも、その進歩に対応するために学習し続けなくてはなりません。
皆さんも日々何かしらの学びを得ながら業務に従事していると思います。
しかし、学びをインプットだけで終わらせるのは勿体無いと思いませんか?

知識・情報

2025/10/03 UP

インプットとアウトプット

エンジニアに限った話ではなく、学習はインプットとアウトプットの繰り返しが重要です。
なぜインプットするだけではダメなのでしょうか?
それは、学習をインプットのみで終わらせてしまった場合、ただ“知っている”状態にとどまってしまうことが多いからです。

学校での勉強を例に考えてみましょう。
学校では授業という形でインプットを行います。しかし、ただ授業を聞いた状態で定期テストを受けると悲惨な点数を取ることになるでしょう(一部例外はいるかもしれません…)。
それを回避するために授業の内容をノートにまとめたり、問題演習をしたりと、いわゆるテスト勉強をします。

このテスト勉強は授業で聞いて知っている状態の知識を自分の使えるスキルに変えるためのアウトプットです。
これはエンジニアにも同じことが言えて、ただ技術について知っているだけではなく、実際に使えるようにならないとエンジニアとして成長したとは言えません。
だから、インプットとアウトプットを繰り返す必要があるのです。

エンジニアのアウトプット方法

アウトプットの重要性がわかったところで実際にどのようにアウトプットすればいいのでしょうか?

自分に近いところでのアウトプット

エンジニアとして従事していれば、社内で活用しているコミュニケーションツールがあると思います(SlackやTeamsなど)。
そこに自分が学んだ内容や実践したことを発信することで社内の人に自分が勉強していることや実践していることを知ってもらうことができます。
自分が所属しているコミュニティであれば、気軽に発信できる、リアクションがもらいやすいというメリットがあります。

外部へのアウトプット

より多くの人に見てもらいたいのであれば、NoteやQiitaなどの外部の人にも見てもらえるプラットフォームを利用するのがいいでしょう。
これらを利用することで、コミュニティ外の人にも自身についてや活動を周知することができます。
また、普段聞けない人からのフィードバックが得られるかもしれないというメリットもあります。

私が考えるアウトプットのメリット

学習内容の定着

アウトプットするということは、インプットした内容を自分の言葉で要約して外部に発信するということです。
要約するためにはその知識について、自分の言葉で説明できるだけの理解度が必要になります。

モチベーションの向上

アウトプットした場合、第三者にみてもらうことがあります。
もしリアクションをもらえた場合、自分の行動は評価されているという自信に繋がり、モチベーションが向上します。

行動の周知

2の内容と重なりますが、第三者に見てもらうことで自分がどのような分野を勉強しているかや、実際に行動しているという事実を認識してもらうことができます。
これが評価の対象になることもあるでしょう。

知識の共有

自分が学んだことをアウトプットすることで、自分が得た知見を周りの人に共有することができます。
フィードバックをもらうことができれば、より深い学びに繋がります。

普段行っているアウトプットのご紹介

【React】ショートカットキーを使えるようにする
チャットボットでメッセージを送信する際、画面に配置してある送信ボタンだけでなく、ショートカットキーでも送信できるようにするために実装方法を調べました。

このような実際に業務で使った事を日々載せています。

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最後に

最初に述べた通り、エンジニアは日々学習することが必要になります。
学習する際にインプットとアウトプットの繰り返しを意識することで、理解度の向上だけでなく、モチベーションの向上や第三者からの評価にも繋げることができます。
最初から大きなことをしようとすると挫折して続かないといった状況になりかねないので、日々の業務の小さな気づきや少し気になって調査したことなど、小さなことから始めると継続しやすいと思います。

アウトプットをうまく活用して、自身のエンジニアとしての価値を高めていきましょう!

この記事を書いた人
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クラウドソリューション第1チーム 池田