パソナについて
記事検索

セキュリティエンジニアにおすすめの資格4選 今求められている知識とは?

この記事ではセキュリティエンジニアになる方法と、そのスキルを明確に裏打ちしてくれる資格をご紹介します。

セキュリティエンジニアにおすすめの資格4選 今求められている知識とは?

この記事ではセキュリティエンジニアになる方法と、そのスキルを明確に裏打ちしてくれる資格をご紹介します。

スキルアップ

2022/06/17 UP

情報の取得や利用が盛んになるにつれて、関連法制も整いセキュリティに関する考え方が厳しくなってきました。その要件を満たし、コンプライアンスを遵守していくためにもセキュリティエンジニアの需要は高まっています。ITと法律の両方のプロとなる貴重な人材のため、きちんと知識を身に付ければ仕事先に困ることも少なくなるでしょう。

この記事ではセキュリティエンジニアになる方法と、そのスキルを明確に裏打ちしてくれる資格をご紹介します。

セキュリティエンジニアに求められる知識

システムに関する知識はもちろん必要ですが、それに加えてセキュリティエンジニアだからこそ必要になる知識を記載します。

IT業界のセキュリティを網羅する知識

セキュリティ対策が一か所でも欠けるとそこが脆弱性となり、その他すべての対策が意味をなさなくなる可能性があります。使っているソフトウェアやミドルウェアにセキュリティホールが見つかった場合は迅速な対応が求められます。

また万が一の事態を引き起こさないためにセキュリティインシデントが発生しないシステムを組み、不適切なアクセスを監視する仕組みを作ることも必要です。

最近ではクラウド上にサーバーを構築することも多くなりました。従来のOSやネットワークだけでなく、クラウドを中心とした仮想化の技術にも精通しておかなければなりません。常に進化していく技術についていき、プロジェクトでセキュリティに一番詳しい人材になれるだけの情報を集め続ける必要があります。

ITに関する法律の知識

個人情報保護や不正アクセス禁止はコンプライアンス遵守のためにも必要な知識です。IT法制は変化が速く、従来は適用外だったものが法律の改正により、法律の適用対象に含まれるケースもあります。

改正前にはきちんと周知が出され、対応の具体例が政府から出たり、業界としてどうやって対応するかの指針が各企業から出たりと、関係各所が一斉に対応をしようとします。その流れに乗り遅れることなく、改正法が施行されるころには社内の対応も完了しているだけの流れを作らなければなりません。

他のエンジニアでも法制度の知識は必要ですが、セキュリティエンジニアはIT法制を確実に押さえていることが求められます。

セキュリティエンジニアにおすすめの資格

セキュリティエンジニアが取得しておきたい資格をご紹介します。

情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士 クリックして拡大

略称で登録セキスペとも呼ばれる情報処理安全確保支援士は2016年に新たにできた国家資格です。安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援するための知識を一通り学べます。

合格するとサイバーセキュリティ対策のプロであることが経済産業大臣の合格証書によって証明されます。この資格を保有している人がプロジェクトにいることが入札要件になることもあり、資格保持者であることが就職や昇進に有利に働くこともある資格です。

3年ごとに更新が必要なので、資格を取りっぱなしで持っている知識が古くなってしまうこともありません。

試験はIPA主催で春と秋の2回で行なわれています。実務に近い形での設問が多いため、セキュリティが担保されたコードの書き方や、内部不正を防ぐための考え方など、問題文を読み解き自分で考える必要がある問題が多く含まれています。

セキュリティには詳しいがエンジニアの面で自信がない方は、過去問を見てどれくらいのレベルが必要かを確認してみましょう。まずは試験に合格できるレベルを身に付け、そのあとで知識を増やしていくのも一手です。

情報セキュリティマネジメント

情報セキュリティマネジメント クリックして拡大

情報処理安全確保支援士同様にIPAが主催している国家資格です。組織内で情報セキュリティ対策を推進していけるスキルを認定します。企業内の情報セキュリティのリーダーとなり、社内のセキュリティを継続的に維持していくのに必要な人材です。

設問はすべて選択式で、身近な事例をベースにした実践的な問題が出題されます。実際の職場で同様のケースが起こったときに対応しやすくなるので、情報管理を担当する方々は取っておいて損はありません。

IPAから出ている試験区分ではITを利活用するものに含まれます。難易度自体はそれほど高くなく、参考書などできちんと学習すれば誰でも取得は可能です。過去問を解くのも勉強になりますが、古すぎると最新のセキュリティ情勢を踏まえられないので注意しましょう。

試験はCBT方式なので各都道府県どこでも受験することができます。日程も複数選べるので試験期間内の都合のいい日を選びましょう。

Cisco Certified CyberOps Associate

Cisco Certified CyberOps Associate クリックして拡大

ネットワーク機器大手のシスコ社が主催する資格です。合格すると認定バッジがもらえ、サイバーセキュリティに関する知識があることを証明できます。受験資格は特にないので、専門性の高いセキュリティエンジニアのキャリアをスタートするために取得しておきたい資格の一つです。

シスコ社の認定資格は3年の有効期限があるため、一定の間隔で継続して受験していく必要があります。認定資格を更新しようとすると、必然的に新しいことを勉強する必要が出るので、スキルアップのマイルストーンにも使えます。

合格ラインが非公開のため、どれくらいの正答率で合格できるかはわかりませんが、設問のどれも実務に近くなっています。試験合格を目標とするなら間違える箇所があるのは止むを得ませんが、実務を考慮に入れるとほぼミスなく正解していきたいところです。

さらにCyberOps Associateの上位資格として、CyberOps Professionalが用意されているので、段階を踏んでさらに専門性の高い資格に挑戦することもできます。

シスコ認定

シスコ認定 クリックして拡大

セキュリティ対策として重要になるのがネットワークの知識です。事故や不注意で社内から情報が漏れることももちろんありますが、不正アクセスによる情報漏洩は事業運営において致命的なリスクとなります。

ネットワークスペシャリストほどの専門性は必要ありませんが、ネットワークに関する知識を身に付けておくと役に立ちます。ネットワークエンジニアが取得を目指すシスコ認定の取得を目指すのも一手です。

セキュリティインシデントが起きてしまった際の原因究明や、再発防止策を立てるためにはある程度の知識が要求されてしまいます。ネットワークエンジニアが提案してきたものを確認し、セキュリティの観点で意見することも時には必要です。

多くの人が受験する資格のため、トレーニングが用意され、ラーニングコミュニティでサポートしてもらえる環境が整っています。他の試験では専門学校に通わなければ受けられないようなサービスが無料の範囲でもしっかり用意されているのが特徴です。

セキュリティエンジニアは資格をうまく活用して最新トレンドをキャッチアップしよう!

セキュリティの観点はどのようなシステムでも持つ必要があり、セキュリティエンジニアは情報を扱ううえでは必須の存在となります。

日々進歩するIT技術についていかなければならず、情報更新が速いなかで最新情報を集め続ける必要がありますが、資格取得などをモチベーションにして自発的に情報を得ていきましょう。

一人で網羅しきる自信がなければセキュリティエンジニアが集まるコミュニティなどをうまく利用しましょう。業界や社会のトレンドを押さえる力も必要です。