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フロントエンド・バックエンドエンジニアの向き・不向きについて

この記事では、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの仕事内容や、職種の向き・不向きについて解説していきます。将来のキャリアパスに悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。

フロントエンド・バックエンドエンジニアの向き・不向きについて

この記事では、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの仕事内容や、職種の向き・不向きについて解説していきます。将来のキャリアパスに悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。

キャリア

2022/08/08 UP

Webサイトやアプリケーションの利用は、私たちの日常生活をより便利にするために欠かすことのできないものとなりました。

さまざまなWebサービスの普及にともない、Webシステムの開発に特化しているフロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアの仕事にも注目が集まっています。

フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアは、Webサービスを安定稼働させる重要な業務を担っています。これからエンジニアを目指す方や、キャリアチェンジを検討している方のなかには、これらの仕事内容・仕事の適正について興味がある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの仕事内容や、職種の向き・不向きについて解説していきます。将来のキャリアパスに悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。

フロントエンド・バックエンドエンジニアの仕事内容

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアはいずれもWeb開発に欠かすことのできない重要な仕事です。それぞれの仕事内容について具体的にみていきましょう。

フロントエンドエンジニアの仕事

フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーション開発において「ユーザーの目に触れる部分」の開発を担当します。Webデザイナーが設計したWebデザインを実装するのがおもな仕事です。

フロントエンドエンジニアには、Webデザインを実装するためのHTML、CSS、JavaScript、UI/UXに関する知識・スキルが求められます。また、企業やプロジェクトによってはフロントエンドエンジニアがWebデザインを担当することもあるため、デザインスキルがあればよりさまざまな舞台で活躍することができるでしょう。

フロントエンドエンジニアの仕事について詳しく知りたい方は、『フロントエンドエンジニアとは?仕事内容や求められるスキルを紹介!』も併せてご覧ください。

バックエンドエンジニアの仕事

バックエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーション開発において「ユーザーから見えない部分」の開発を担当します。サーバー側のシステム構築やデーターベースの構築のほか、Webシステムの運用・保守などの業務もあります。

バックエンドエンジニアの仕事はあまり外部からは見えませんが、Webサービスを安定稼働させるために重要な役割を担っている存在です。

バックエンドエンジニアには、サーバーやデーターベースの知識のほか、情報セキュリティに関する知識も求められます。また、案件によってさまざまなプログラミング言語を使いこなす必要があります。Python、PHP、Ruby、Go、Java、JavaScript(Node)などのサーバーサイドの言語をどれかひとつは押さえておくとよいでしょう。

バックエンドエンジニアの仕事内容について詳しく知りたい方は、『バックエンドエンジニアとは?必要なスキルや、なるためのポイントを紹介』も併せてご覧ください。

フロントエンド・バックエンドエンジニアに向いている人の特徴

フロントエンド・バックエンドエンジニアに向いている人の特徴

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアは異なる職種ですが、それぞれに共通して求められるスキルがあります。ここでは、フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアに向いている人の特徴について具体的にみていきましょう。

集中力がある

Webシステムの開発では、長時間のプログラミングを行なうことが多く、集中力が求められる仕事といえます。また、集中力の有無は作業のスピードに関わるだけでなく、見落としによるミスの発生にも影響します。

単調な作業が続いても集中力を維持できる方は、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアに向いているといえるでしょう。

課題の発見・改善ができる

フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアは仕様どおりに開発するスキルに加え、システムの問題点を発見し改善策を提案する能力も重要となります。

問題を解決するために試行錯誤することも少なくありません。課題発見力・根気強さを持ち合わせている方は、多くの現場で重宝されることでしょう。

細部に気を配ることができる

Webシステムの開発では、コードが正しく記述されているか、可読性は高いのかなど、細部にまで気を配ることが求められます。

多角的な視点を持ちつつきめ細やかな配慮ができる方や、地道な作業をこつこつ続けることが得意な方は、フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアに向いているといえます。

新しい技術・知識の習得が苦にならない

IT業界の技術は日々進歩していくため、積極的に新しい技術を習得していくことが求められます。常にトレンドにアンテナを張り、自主的に最新技術の情報を取り入れることができる方は、Web開発に限らずあらゆるエンジニア職種で活躍することができるでしょう。

また、最新技術に関する情報収集や技術習得は、一度やって終わりというものではありません。ITエンジニアである限り永続的に続ける必要があるため、継続してものごとに取り組める能力も重要です。

対面でのコミュニケーションが得意

Web開発では、クライアントや他のエンジニアと接する機会が多くあります。そのため、コミュニケーションスキルがあり、ビジネスマナーが身に付いていることが非常に重要となります。

また、エンジニアとクライアントの間で認識にずれが生じたまま開発が進んでしまうと、大きなトラブルとなる可能性もあります。クライアントとの打ち合わせでは、開発に関する専門的な話をわかりやすく、また根気強く説明するスキルも求められます。

ロジカルシンキングができる

フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアに限らず、ITエンジニアにはロジカルシンキング(論理的思考)が求められます。

物事を順序立てて考察し、結論を論理的に導き出すことができれば、システム開発も効率よく進めることが可能です。また、筋道を立てて説明することができれば、クライアントへの提案や、チームメンバーとのコミュニケーションも円滑に行なうことができます。

フロントエンド・バックエンドエンジニアに向いていない人の特徴

フロントエンド・バックエンドエンジニアに向いていない人の特徴

フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアは、常に業務を改善するためにどうすれば良いのかを考える必要があります。例えば、効率の良いコーディング方法や、Webサービスの利便性向上など、状況をより良くするための試行錯誤を重ねることが求められます。

また、技術やトレンドの変化が激しい業界のため、自ら進んで最新技術を学び、トレンドに関する情報収集を続けなくてはなりません。

そのため「向上心がない」「業務に対して受け身でいたい」という人には、あまり向いていない仕事といえるでしょう。また、急な納期変更・仕様変更に対応する場合も多く、「状況に応じて柔軟に対応することが苦手」という人も活躍するのは難しいかもしれません。

フロントエンド・バックエンドエンジニアの適性を押さえて転職を成功させよう!

スマートフォンの普及にともない、幅広い年齢層がWebサービスを日常的に利用するようになりました。Webサービスの開発に特化したエンジニアであるフロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアにも多くの期待が寄せられています。

Webサイトやアプリケーションの開発は、複数のエンジニアが協働して進めるのが一般的です。フロントエンドとバックエンド開発はそれぞれ異なる職種ですが、必要となるスキルには共通するものも少なくありません。

なかでもコミュニケーションスキルやロジカルシンキングは日々の訓練によって鍛えることができる能力です。「Web開発に興味がある」「フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアを目指したい」という方は、スキルの習得・向上を目指してみるとよいでしょう。