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手軽に学習をスタートできるプログラミング言語の一つとして、人気が高まっているのがPHPです。WordPressのカスタマイズやプラグイン開発はPHPの独断場ということもあり、現在Webサービスの25%近くでPHPが使用されています。
手軽に学習をスタートできるプログラミング言語の一つとして、人気が高まっているのがPHPです。WordPressのカスタマイズやプラグイン開発はPHPの独断場ということもあり、現在Webサービスの25%近くでPHPが使用されています。
知識・情報
2019/07/09 UP
手軽に学習をスタートできるプログラミング言語の一つとして、人気が高まっているのがPHPです。WordPressのカスタマイズやプラグイン開発はPHPの独断場ということもあり、現在Webサービスの25%近くでPHPが使用されています。
ニーズの強さに比例して転職の市場でもPHPのスキルを必要とする仕事はたくさんあります。しかしながら、PHPのスキルは人それぞれ違いがあります。そんな時にスキルを裏付けてくれるのが、資格の保有状況です。
今回のコラムでは、PHPに関連する資格試験の種類や難易度、効果的な学習方法などについて解説します。また、メリットの一つでもある求人についての案内も行っています。
PHPの資格試験といえば、PHP技術者認定試験とZend PHP Certificationの2種類が知られています。それぞれの試験の概要について紹介します。
PHP技術者認定試験は一般社団法人PHP技術者認定機構が主催する試験で、認定者の雇用機会やビジネスチャンスの拡大を目的としています。主に初級と上級に別れていて、認定者の技量の目安にもなります。日本国内での知名度・人気が非常に高い資格です。
・設問数:初級40問、上級60問
・試験会場:全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
・試験時間:初級1時間、上級2時間
・受験料金:初級12,000円、上級15,000円(学校法人の生徒・先生は50%オフ)
・出題形式:初級・上級ともに選択式
国際資格であるZend PHP Certificationは、国内での知名度はPHP技術者認定試験よりも大きく劣りますが、全世界共通の試験なので国際的に効力を発揮する資格認定試験です。
主催しているのは、アメリカのZend社で、試験も英語で開催されています。国内では取得するメリットはそれほど大きくありませんが、将来的に海外で仕事をしたいと考えている方は大きなメリットがある資格です。
・試験会場:全国のピアソンVUEの公認試験会場
・受験料金:195米ドル
PHP技術者認定試験の難易度と合格率について解説します。
PHP技術者認定試験のレベル別の難易度の目安を紹介します。
初級試験ではPHPの基本知識が問われます。学生やWebデザイナー、新人プログラマーを対象としており、独学者の合格率を75%、認定スクール受講生の合格率を85%に目標設定されています。
上級試験は、実務検定3年以上のPHPエンジニアを対象としています。実務では滅多に使用しない知識が問われる問題も多く、第一線で活躍しているプログラマーでも試験対策必須です。
認定ウィザードの受験資格は「上級試験合格後2年以内」です。4,000字以上の論文を匿名で公開し、投票制で審査される方式です。相当なスキルと知識が問われます。
PHP技術者認定試験の合格率は、初級が約70%、上級が10%以下となっています。認定ウィザードは2015年に初めて2名の合格者が出たほど希少です。
Zend PHP Certificationの難易度はPHP技術者認定試験の初級と上級の中間程度です。ただし、日本では学習環境があまり整っておらず、英語での受験となるため多少の英語の知識も必要です。
PHPの資格試験合格に向けた効果的な勉強方法について紹介します。
プログラミングの基礎は動画や学習サイトで勉強するのが効果的です。まずは、PHPに触れることと、レベルを徐々に上げることを意識しながらゲーム感覚で楽しむと良いでしょう。
PHPの雰囲気がある程度つかめたら、初心者向けの参考書を使い理解をさらに深めましょう。初心者向けの参考書を紹介します。
PHP技術者認定試験の認定教材です。高校の学習参考書のようなデザインです。章末に初級試験の練習問題がついているので、効率良く試験対策ができます。PHPを使いこなすうえでの必須知識の解説も充実しています。
PHPの初心者がつまずきやすいポイントをしっかりおさえた参考書です。実際の研修現場に基づいたカリキュラムにより、PHPのエッセンスを楽しく習得できます。
PHP技術者認定試験の認定副教材です。プログラミングの予備知識がない人でも無理なくPHPの基礎を習得できます。ただし、PHP技術者認定試験の全てを網羅しているわけではない点に注意しましょう。
参考書で基礎を固めたら、本番レベルの問題集で演習を行いましょう。初級・上級ともに「徹底攻略 PHP5技術者認定[初級]試験 問題集」(通称:黒本)が本番に近いので効果的です。時間配分を考えながら、本番さながらの練習をすると良いでしょう。
170問の実践的な問題が掲載されていて、丁寧な解説もあるので、PHPの理解の深掘りにも役立ちます。
プログラミング未経験者は、独学よりもPHP技術者認定機構の認定するスクールに通って学ぶ方法もおすすめです。また、PHP資格認定試験は初級と上級との難易度の差がかなり大きいので、上級試験に苦戦している方にもおすすめです。
PHPの資格取得を通じて、体系的な知識を身に付けることができます。
PHPの求人では職歴も重要ですが、資格の保有状況も重視されます。また、社内でも資格を有していることにより優遇される可能性があります。早期に資格を有していると、転職や社内でのキャリア形成において、メリットになる可能性が高いでしょう。
PHPの資格保有者は企業から高く評価されます。PHP言語はシェア率が高く、Web系・オープン系・ゲーム系など幅広い分野で活躍できます。特に、就職・転職の際には大きなアピールになります。
プログラミング言語は200種類以上存在しますが、現在の国内市場でPHPはトップレベルの求人数を誇っており、Javaに次いで第2位の求人数です。サーバーサイドのプログラミング言語であるPHPは、企業のWeb開発系の求人案件が多数あります。
例えばITエンジニアの求人案件を掲載しているパソナテックでは、自社システムの開発、Web・アプリ開発、社内SEなどの職種が募集されています。
PHPで作られたWebページは24億を超えるとも言われており、WordPressなどのCMSやSNSの多くもPHPで作られています。レンタルサーバー含め大半のサーバーがPHPに対応している点を踏まえても、Web開発系の言語として大きな存在感を維持し続けるでしょう。
PHPの資格といえば、国内ではPHP技術者認定試験が主流です。初級は比較的合格しやすいですが、準上級以上になると難易度が高くなります。レベルが変わっても、参考書で基礎を固めて問題集の演習を重ねるという同様の受験対策になるため、合格のためには地道な学習が大切です。
また、海外を目指す方はZend PHP CertificationというPHP技術者認定試験の初級と上級の中間レベルの国際資格もあります。
PHPはシェア率が高いので、資格を取得すると転職や社内でのキャリアアップの際に有利に働きます。パソナテックではPHPのスキルが生かせる求人が多いので、まずは登録してみてはいかがでしょうか?