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自分らしく生きる”ため、東京から広島へIターンをされた前田多美さん。彼女のこれまでとこれからのキャリアについて、お話を伺いました。
自分らしく生きる”ため、東京から広島へIターンをされた前田多美さん。彼女のこれまでとこれからのキャリアについて、お話を伺いました。
キャリア
2018/10/09 UP
「Iターン就職」という言葉をご存知ですか?「Uターン就職」はよく聞きますが、Iターンは耳馴染みがない人もいるかもしれません。
Iターンとは、これまで住んだことのない土地に越し、そこで新たな仕事・生活を始めることを指します。各地方自治体では、主に都心に住まう人に向け、UIターン促進のための取り組みを行っているところも数多く存在します。
今回インタビューを行った前田さんもそのIターンで広島に移住し生活する人の一人。どのようなキャリアを歩まれているのか、お話を伺いました。
前田多美さん
幼少期を大阪で過ごし、新卒でIT企業に就職するのを機に上京。8年間東京で過ごす。2年ほどSEとして働いた後、フリーランスでのライター活動、美術館のグッズショップや老舗和菓子店への就業も経験。東京時代は和菓子店勤務がもっとも長く、店員としての業務以外にサイトやSNSの構築と運営にも携わる。
その傍らで女優としても活動し、小さい頃からの憧れである映画製作の現場に関わるようになる。
今は大手メーカーのプロジェクトマネジメントチームの中で働いています。
私のメイン業務はカスタマーサポートです。
開発担当の人たちが作ったシステムを利用して、課題を洗い出して担当者へ報告したり、見落とされている課題がないようにフォローするお仕事です。
プログラミングが苦手だったので、IT業界への就業に最初は不安でしたが、開発者やプロジェクトマネージャーの方たちのそばでのサポート業務なので、安心してお仕事ができています。
2011年頃から副業で女優をやっていたのですが、2013年に広島オールロケの映画に出演する際に1週間広島に滞在しました。
その時、広島の街にとても惹かれて「永住するならこの街がいい!」と思ったのがきっかけでした。
それまで住んでいた大阪や東京も好きだったんですが、当時、人口過密やコンクリートだらけの風景に疲れたようなネガティヴな気持ちもあったんです。
とは言え、田舎には住んだことがないのでハードルも高くて。
広島は街と海や山といった自然がどちらもあって、都会と田舎のいいとこ取りのような場所で(笑)。
根を下ろして家庭を築いていくなら広島がいいなと思ったのが一番の想いでした。
まず、通勤ラッシュから解放されました。
高校生の頃(大阪時代)からずっと満員電車と共に生活をしていたので自分にとって“当たり前”だった苦痛から、引っ越すだけでいとも簡単に開放されるのは狐につままれたような嬉しい驚きがありました。
生活サイクルは意外とあまり変化がなくて、広島でも忙しくしてしまう時期もあるんですが、不思議と慢性的に抱えていた体調の悩みも部分的に改善されて“水があっている”のかなぁと喜んでいます。
困った点は仕事面ですね。見知らぬ土地での職探しには苦労しました。
やっと就職できても、馴染めるまでに時間がかかったり…。
でも、時間がかかってもがんばっていれば職場の人たちとも仲良くなれて、一度仲良くなるとみなさんいろいろと力になってくれて、とても感謝しています。
パソナテックでは、本当に繊細な心遣いをしていただいて、職場で悩みを抱える前にヒアリングやサポートをしていただいて本当に助かりました。
副業の女優や映像製作業は、細く長く、できる範囲でこれからも続けていけたらと思っています。
その一方で私は料理が好きで、高校生の頃からずっと続けていることなので、料理研究家としても活動できたらなと思っているんです。
そのPRのためにも、サイトの構築やCSSに興味が出てきて、ITが苦手だった私が空いた時間に勉強しようかなという意欲が湧いてきました(笑)。
そうしたことが、本業のお仕事にも活かせたら素敵ですよね。
長年、器用貧乏…と思っていたところを、マルチなキャラクターとしてポジティヴに成長していけたらいいなと思っています。