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AWS Summit Japan 2026 に行ってきた! 筆者が毎年楽しみにしている魅力とは!?

エンジニア社員が「AWS Summit Japan 2026」のリアルな体験レポートをお届けします。老舗企業による生成AIを活用したシステム刷新や、大手ゲームメーカーのインフラ裏側、VR×AIブース体験まで、会場で得た知見とイベントの魅力を分かりやすく凝縮して紹介します。

AWS Summit Japan 2026 に行ってきた! 筆者が毎年楽しみにしている魅力とは!?

エンジニア社員が「AWS Summit Japan 2026」のリアルな体験レポートをお届けします。老舗企業による生成AIを活用したシステム刷新や、大手ゲームメーカーのインフラ裏側、VR×AIブース体験まで、会場で得た知見とイベントの魅力を分かりやすく凝縮して紹介します。

DX

2026/08/25 UP

はじめに

皆さんは「AWS Summit」をご存知でしょうか?AWS SummitはAWSが主催する国内最大級のクラウドカンファレンスで、最新のAWS技術や各企業の活用事例を無料で聴講できるイベントです。
 

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私は営業からエンジニアに転向して約3年、AWSを使ったクラウドインフラの構築・運用に携わっており、AWS Summitへの参加は3回目になります。毎年参加するたびに新しい発見があるイベントですが、参加した後には「来年も行きたいな、面白かったな」と思っています。
 
他社の知見に触れられる登壇セッションや、思わず夢中になってしまうAI体験型ブースなど、会場は刺激的なコンテンツで溢れていました。本記事では、そんなAWS Summitの楽しさを少しでもお届けできればと思います。おすすめ記事は他にもたくさんありますが、ここでは私が実際に聴講・体験した内容を、リアルな感想とともにありのままお伝えしていきます!
 

この記事はこんな方に向けています

・AWS Summitに興味はあるけど、参加したことがない方
・技術カンファレンスに「堅そう」というイメージを持っている方
・AWSや生成AIの活用事例に興味がある方
 

AWS Summit Japan 2026 の概要

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AWS Summit Japan 2026は、2026年6月25日・26日の2日間にわたり、幕張メッセで開催されました。多数のセッション、展示ブース、ハンズオン体験などが用意されており、クラウドに関わるエンジニアにとっては年に一度のお祭りのようなイベントです!

私は6月25日に参加しました。限られた時間の中で気になるセッションを厳選して聴講し、合間に展示ブースを回るという駆け足の一日でしたが、それでも十分に満足できる内容でした。
 

心に残ったセッション:カクヤスの「転生」

今回参加したセッションの中で、最も印象に残ったのがこのセッションです。

「創業100年の酒屋カクヤスが挑む、生成AIで実現するシステム革命」

発表者は、株式会社ひとまいる グループシステムサービス部の石井伸明さん。タイトルに「カクヤス」とあるのでピンとくる方もいるかもしれませんが、酒類販売・物流事業を展開する企業です。

30年動いたシステムは「遺産」だった

カクヤスの基幹システムは、1995年に構築されたものでした。30年間動き続けていたものの、建て増しを重ねた結果「触れない」「読めない」「直せない」という三拍子が揃った状態になっていました。しかも設計書なし、検証環境は本番と一致しない。人手で読み解こうとすると450人月という見積もり。聞いているだけで気が遠くなる数字で、この導入を聞いているだけでここからどうなるのだろう、と引き込まれました!(そしてもしかしたら、こういうことってよくあるのでは?弊社は?と想像してしまいました)

生成AIが突破口を開いた

この絶望的な状況を変えたのが、生成AIでした。Amazon Bedrockを使って大規模解析し、業務ロジックを抽出。さらにClaude Codeを活用してプロンプトを資産として共有・蓄積する仕組みを作り上げました。

特に印象的だったのは「AI駆動開発 x 業務駆動開発」という考え方です。AIだけに任せるのではなく、営業・商品・店舗・物流・経理など現場の人間がAIの解読結果を「これは○○の業務だ」と即時に検証していく。AIと現場の両輪を回すことで、業務フローを再定義することに成功したそうです。

プレゼン自体が「物語」

このセッションが特に心に残っている理由は、起承転結の構造で、30年来のレガシーシステムとの格闘を物語のように語っていた点です。とても聞きやすくイメージがつきやすかったです。

「『動いている』は、『健康』を意味しない」「削るのではない。筋肉だけ残す」「変化したのではない。変化し続ける覚悟をした」といった印象に残るようなフレーズを多用されており、DXの本質とは技術導入もそうですが、組織としての絶対的な意識が必要なのだと、強く感じさせてくれるセッションでした。

業務に生成AIを活用している事例はよく聞きますが、泥臭い現場のリアルに語っていたセッションで貴重な話が聞けたなあと大満足でした。

ニンテンドーシステムズ「ゲームチャットを支える技術」

もう一つ参加したのが、ニンテンドーシステムズの高橋良さん・吉岡幸一郎さんによるセッションです。 こちらは少し技術的なお話になりますが

「ゲームチャットを支える技術」

Nintendo Switch 2の新機能であるゲームチャット(ボイスチャット・ビデオチャット・画面共有)を支えるバックエンドの技術について、82枚ものスライドでたっぷり解説してくれました。

世界中のプレイヤーをつなぐ裏側

ゲームチャットでは、映像と音声のリアルタイム通信が求められますよね。そのため低レイテンシーが命ですが、1つのリージョンだけだと海外のプレイヤーとの通信で往復500msもかかってしまう。そこで、世界中の複数のAWSリージョンにサーバーを配置し、ユーザーに最も近いサーバーへ接続させることで、往復50msまで短縮しています。

DynamoDBでインスタンスの状態を一極管理し、グループサーバーが最適なインスタンスを選定して返却するという仕組みで、サービスをうまく組み合わせる、AWSならではの構成でした。こういうところがAWSを学習していておもしろいな、と思う個人的なポイントです!(知識の多い人は構成の幅が広い……)

AWS X-Rayによるトレーサビリティや、TerraformでのIaC化によるリージョン追加の柔軟性など、運用面のノウハウも盛り沢山で、参考になる箇所が多かったです。

普段自分たちが当たり前のように使っているゲームの裏側で、こんなに緻密なインフラ設計がされていたのかと驚かされました。私はSwitch 2を持っていないのですが、きっと皆さんもゲームチャット機能はイメージがしやすいかと思うので、その裏にはエンジニアの方々の努力があるのだ、と思い出してみてください!

ブース体験:AIでパデルのフォーム評価

セッションの合間に展示ブースも回りました。
その中で特に楽しかったのが、AWSの担当者の方に紹介していただいた「AIを活用したパデルのフォーム評価」のデモです。

パデルとは、テニスに似たラケットスポーツで、近年日本でも人気が高まっています。このブースでは、VRゴーグルを装着すると目の前にパデルのコートが広がり、実際にラケットを振ってVR空間でパデルをプレイすることができました。そしてその様子をカメラが撮影し、AIがスイングのフォームを分析してアドバイスをくれるという仕組みです。

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VR空間でパデルを打つだけでも十分楽しいのですが、そこにAIのフォーム評価が加わることがポイントで、それがどのようにAWSを使って実現されているのかを知ることができ、知識も増えて楽しく学びました。こうした体験型のブースは、AWS Summitの大きな魅力の一つだと思います!1日じゃ回りきれない数のブースがあり、気づいたら体験しすぎてしまうので注意!

まとめ:AWS Summitは AWSの知識をインプットするだけの場じゃない

私が感じたAWS Summitの楽しさをまとめると、以下の通りです。

・「知る」楽しさ:カクヤスの事例のように、普段あまり関わることのない様々な業界のリアルなDXの物語を聞ける
・「見る」楽しさ:任天堂の裏側のように、自分が使っているサービスの技術的な仕組みを知れる
・「触れる」楽しさ:パデルのフォーム評価のように、最新技術を自分の体で体感できる

「AWSのイベントだから、AWSをガッツリ使っている人向け」と思っている方がいたら、それはもったいないです!無料ですし!もちろん技術的に深いセッションもありますが、エンジニアでなくても引き込まれる体験ができます。

私のように業務でAWSに関わっている方はもちろん、色々な方にぜひ一度足を運んでみてほしいイベントです。 来年のAWS Summitも、きっと私は参加しますので、よかったら一緒に行きましょう!!

「AWS Summit Japan 2026」にはパソナも出展しました。
企業の方向けのサービス紹介記事はこちらをご覧ください。
 
この記事を書いた人
クラウドソリューション第1チーム 綾田 健吾
 
【出典・参考資料】
出典:株式会社ひとまいる「創業100年の酒屋カクヤスが挑む、生成AIで実現するシステム革命」(AWS Summit Japan 2026)
参考:ニンテンドーシステムズ株式会社「ゲームチャットを支える技術」(AWS Summit Japan 2026)
※本記事は、筆者がAWS Summit Japan 2026に参加して得た情報と、筆者個人の感想をもとに構成しています。記載されている会社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
また、本記事は各登壇企業の公式見解を示すものではありません。